ダーツブレインノート

ダーツと4スタンス理論の話題がメインです。

4スタンス理論は技術力向上のための理論ではない

4スタンス理論は「安定」

よく勘違いされますが、4スタンス理論を取り入れるだけではダーツは上達しません
※ 筆者も最初は勘違いしていた

4スタンス理論を含むレッシュ理論が目的としていることは「安定」です。
安定」した動作をした結果、「安全」で「確実」な動作を実現でき、持っている能力を最大限に発揮させることができます。
決して動作の上達のための理論ではありません。

4スタンス理論を取り入れることによる効果

クリケットの例で説明しましょう。

クリケットの平均スタッツが 3.0 の A さんがいます。
A さんはクリケットのスタッツがなかなか安定せず、1.0 を打ってしまったり、逆に 5.0 を打ったりもします。
5.0 を打てる技術力があるにもかかわらず、ダーツが安定しないため平均スタッツが 3.0 と低くなってしまっているのです。
この A さんが4スタンス理論を取り入れると、自分の持っている能力を最大限に発揮できるようになり、
5.0 やそれに近いスタッツが安定して出せるようになります。
平均スタッツが 0.5~1.0 は上昇し、レーティングも 1~2 は確実に上がります。
これが 4スタンス理論を取り入れることによる効果です。

しかし、4スタンス理論を取り入れたからといって、A さんが急にスタッツ 7.0 や 8.0 を打てるようにはなりません。
自分の技術力の上限値が上がる、爆発力が出るわけではなく、自分の上限に近い技術力を発揮できるようになるだけなのです。
これから 4スタンス理論を取り入れる人や既に取り入れている人は、ここを勘違いしないでほしいです。

※ 安定していいダーツが投げられるようになることも上達といえば上達ですが、ここでは技術力(爆発力)のことを指します

モノを投げる技術力をつけよう

4スタンス理論を取り入れてすぐは目に見えてスタッツが上がるので自分は上達していると感じがちですが、自分の技術力の最大値は上がっていません。
少し経つと頭打ちが来ます。
逆に言うと、ダーツが安定してきたということです。
ここまで来たら、4スタンス理論を追うのではなく、モノを投げるという技術力を向上させましょう。

(過去の自分に向けたお話だったりします)