ダーツブレインノート

ダーツと4スタンス理論の話題がメインです。

5ポイント理論における可動ポイントは意識してはいけない

今回は5ポイント理論のお話。

いきなり説明始めるのもアレなので、それぞれのタイプにおける軸/可動ポイントのおさらい。

■ A タイプ
軸ポイント:「足裏」「膝」「みぞおち」と、みぞおちのサブポイントである「肘」
可動ポイント:「股関節」「首の付け根」と、股関節と首の付け根のサブポイントである「手首」「肩」

■ B タイプ
軸ポイント:「足裏」「股関節」「首の付け根」と、股関節と首の付け根のサブポイントである「手首」「肩」
可動ポイント:「膝」「みぞおち」と、みぞおちのサブポイントである「肘」

5ポイント

可動ポイントは意識から抜く

掲題に掲げたように、可動ポイントは意識してはいけない。

軸ポイントを固定する(意識する)と、可動ポイントは勝手に動く
勝手に動くものなので、意識して動かそうとすると動作がぎこちなくなる。
言い換えると、不随意動作を随意にやってしまっているということ。

例えば椅子に座るという動作において、A タイプの人は
「膝を軸にして座ってください」
と言われて座るのと
「お尻を落としながら座ってください」
と言われるのでは、どっちが座りづらい(ぎこちない)かわかると思う。

前者の場合、A タイプの軸ポイントである膝を意識して動作をするため、自然に可動ポイントである股関節(お尻)が落ちてスムーズに座れる。
後者の場合、可動ポイントである股関節(お尻)を意識してしまうため、膝を意識して座った時よりも何かぎこちない、違和感がある、と感じるはず。

どちらも見た目では同じ動作をしていることに変わりはないが、意識するポイントの違いによって動作の安定性に差が出る。

これはダーツにも応用できる。
ちょっと前に自分でこう呟いたけど、ここまで読んだあなたならやっていることがよくないということに気付くはず。。。(当方 A2)

コッキングという動作を試したって言ってるけど、A タイプは手首が可動ポイントなので、意識から抜かないといけないところ。

なのに当時のワイは当然そんなことは知らず呑気に手首に意識を置いてコッキングを試してしまっているのである。
コッキングは手首を脱力して肘を固定した結果自然に起こる現象なんやで!!!(A タイプの話)

まとめ

5ポイント理論における可動ポイントを動かそうって意識するんじゃなくて意識から抜いて、軸ポイントを固定するって意識しよう。

A タイプなら肘を、B タイプなら肩と手首を意識して投げると、それぞれのタイプにおける可動ポイントが自然に動いてダーツも安定するようになるはず。